先日のファミリーフレンドリー企業表彰の基調講演をされた、東レ経営研究所の佐々木常夫氏の本を読んでいます。これまでもテレビなどで拝見する機会はあったものの、今回初めてお会いして名刺交換もでき、何度も何度も頷いちゃうようないい話を聞けたことをきっかけに買ったものです。
まず3冊買いましたが、最初はこれ↓

この本を読んでいて、自分がリーダーとしてどうなのか、を考えると共に、これまで私の元で働いてくれた人たちから言われた言葉で忘れられないものがいくつかあります。
こういう言葉があるから、嫌なことがあっても辛いことや悲しいことがあっても、社長(リーダー)を頑張って続けられるのかもしれません。
「社長、こんなことでは実際に役に立てないとは思いますが、私の給料を減らしてください」
これは、もうすぐ産休に入る桑山の言葉です。なんだかやたらと会社が膨張し、社員が増えていった頃、売上や利益も増えていきましたが、社員の給料(コスト)がそれを上回る勢いで増えるので(笑)、会社を興して以来、初の3ヶ月連続で赤字、というゆゆしき事態が起きた時のことです。
一緒に残業していた桑山に、私が愚痴を漏らした時の彼女の即座の一言。この一言には涙が出ました。
社員にこんなことを言わせてしまった、という猛烈な反省と、私や会社を思ってくれる彼女の気持ちが心に染みたからです。この言葉は一生忘れないと思います。
「私がこれまで仕えた中で、倉田さんは最高の上司です」
これは、出産間際まで仕事をしてくれて、出産後にご主人の実家(岡山県)に戻っていかれた、Yさんの言葉です。彼女は本当に頭が良く、事務員さんとしては最高のスキルの持ち主。私が彼女の仕事に口を挟む必要が全く無い、優秀な人でした。また淡々と事務をこなすというタイプではなく、温かく人の気持ちが分かるコミュニケーション能力の高い人でもありました。これもかなりかなり嬉しい言葉で、私の誇りでもあります。
「ずっとラッシュにあこがれと興味を持って来て、実際に入社して社長と仕事をするようになっても、全くブレがなくここで働けて良かったと日々思います」
これは、今も私を助けてくれている木村の言葉。木村は前述のYさんの紹介で、「押しかけ女房・・じゃなく入社」してくれた社員です。Yさんの推薦もあって、当時は人が欲しいとは思っていなかったのですが、パートなら良いよ、という感じで雇用しました。私にとっては木村も、本当に心底、会社や私を思ってくれる大切な人です。
実際は仕事ですから、良い部分ばかりではないのは当然でしょうが、Yさんからラッシュの話を聞いてあこがれを持って入社してくれた彼女を失望させないよう頑張ろう、と思う、これまた「頑張る機動力」になっている忘れられない一言です。
倉田満美子